加藤未央の大会公式レポート

 

加藤未央の大会公式レポート Vol.6
涙の理由


FCバルセロナのみんなを成田空港まで送り、彼らの乗る飛行機が無事に飛び立つのを確認してから、この原稿を書いています。23日に成田空港へ到着してから今日まで、FCバルセロナという世界トップクラブに帯同をさせてもらいながら大会の取材など、怒濤のように時間が過ぎ去っていきました。

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ジュニア世代のサッカーの大会は日本でも数多く開催されていますが、このジュニアサッカーワールドチャレンジを通じて私が思うことは、FCバルセロナをはじめとした世界の子供たちと日本の子供たちとがサッカーという共通の言語を通じて同じ感情や時間を共有できることに何よりも代え難い価値があるということです。それはたぶん大人にとっても同じで、私も大会を取材しながらそんな光景を間近で見て、文化の違いの化学反応から生まれてくるものに新しい刺激を受ける毎日でした。

さて、Twitter上で話題になっているツイートがあります。決勝戦が終わった直後のスカパー!の中継の一部を動画でアップしたツイートです。

決勝戦という大舞台でFCバルセロナを窮地に追い込み、彼らの本気を引き出した大宮アルディージャ ジュニアの子供たち。試合に惜しくも破れて悔し涙を流している大宮の子たちの元へと6番のアドリア・カプデビラ君をはじめに多くのバルサの子たちが駆け寄り、大宮の子たちの目を見て語りかけ、ハグをして、健闘を称えるシーンです。

大宮の子を励まし続けるアドリア君ですが、実は前日に行われた準々決勝のヴァンフォーレ甲府 U-12との試合でうまく力を発揮できなかったことをチームメイトに指摘され、泣いていました。 「彼らは常に勝者であるが、悔しい経験もたくさんしてきている」と試合後にセルジ・ミラ監督が語っていたように、子どもたちは言葉なんて全然通じなくても、同じ試合を戦ったもの同士にしかわからない感情を共有しているように見えてなりません。

このツイートはFCバルセロナの公式Twitterにリツイートをされ、今現在その数は14,000リツイートを超えています。また、この映像を見たスペインのスポーツ紙「スポルト」がニュースにしたところ、世界中で多くの反響を呼んでいます。

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決勝戦後に、私はもう一つの涙を見ました。FCバルセロナの15番アレックス・バジェ君が、優勝したにも関わらず嬉し泣きとは違う涙を流している様子だったのです。

試合前のロッカールームでスタメンが発表されたとき、自分の名前が呼ばれなかったので既にそのときから泣きそうだったとチームをアテンドするスタッフの人が教えてくれました。そんなアレックス君にチームのコーチは、同じポジションに強力なライバルがいるということを認めながらも彼の才能も認めて励ましの言葉をかけたといいます。

アレックス君は、途中から試合に出場をし、決勝点となるゴールのアシストを決めました。そして試合後、自分を励ましてくれたコーチに感謝を伝え、また同時に「自分はやれる!」という手応えからくるスタメンでない悔しさも感じながら、大粒の涙をこぼしていたのでした。

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FCバルセロナに所属している子どもたちの中には、自分はこのチームに来年いられないかもしれないという競争社会を常に感じながら過ごしている子も少なくありません。

嬉しい思い、悔しい思い、多くの感情は世界のトップクラブのFCバルセロナでも小さな街の小さなクラブでもきっとたぶん変わらないのだと、子どもたちを見ていて感じます。

充実した夏が終わろうとしています。

来年もまた大会を通じてたくさんの子どもたちに出会えるのが楽しみですが、今はまだ過ぎ去った今年の大会を寂しく思い、記憶を引っぱり出しては反芻する日々を送りそうです。

 

加藤未央の大会公式レポート Vol.5
大会最終日


味の素フィールド西が丘の会場と同時に、お客さんが入ってきました。今日は大会の最終日です。ベスト4の顔ぶれはFCバルセロナ、東京ヴェルディ ジュニア、川崎フロンターレ U-12、大宮アルディージャ ジュニアとなりました。

準決勝の第一試合目、FCバルセロナ対東京ヴェルディ ジュニアの試合をベストなポジションで観戦しようと、席が次々と埋まっていきます。

ゴール裏から轟く東京ヴェルディのサポーターの応援がピッチへ響き渡る中で行われた試合は、4-0でバルサの勝利。東京ヴェルディの子供たちの目からは涙がぽろぽろとこぼれ落ちていました。この悔しい気持ちがいつの日かきっと糧になるということが、あと何年経ったらわかるのでしょうか。

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負けて涙が出るほどに全身全霊をかけて準備をし戦った東京ヴェルディーの子供たちは、川崎フロンターレとの3位決定戦でその思いをぶつけて実らせます。

特に目を引かれたのが、東京ヴェルディ14番の大山愛笑ちゃん。大会期間中ピッチに立つたび監督からの指示に真剣に耳を傾けで聞いているひたむきな姿と表情がなんとも印象的でした。男の子ばかりの参加者の中で活躍をみせてくれた愛笑ちゃんのゴールは、一際輝いているように感じました。

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決勝戦が始まる頃になると会場も人であふれ、更に雨が降り出したので傘をさす人が多く見受けられました。決勝のカードはバルサ対大宮アルディージャ。どうやらお天気は、観客ではなくバルサに味方をしたようです。

決勝戦が始まり、バルサが得意のポゼッションサッカーでゲームを試合を支配するも、大宮の完成度の高いディフェンスによってなかなか得点がうまれません。試合終了もあと5分を切るかとハラハラしていたとき、バルサの9番チャビ君が決勝ゴールを決めてそのまま優勝。ここまでバルサを追いつめた試合もそうそうなかったのではないでしょうか。

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大宮を称える気持ちを込めて、表彰式ではバルサの子供たちの発案で大宮の子供たちのために花道を作って送り出していました。それほどまでにタフなゲームだったということなのでしょう。試合終了直後に拭っても拭ってもこぼれてくる涙で頬を濡らしていた子供たちの健闘は、素晴らしいの一言です。

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優勝カップをそれぞれが持って自分のインスタ用に写真を撮り、満足そうな顔をするバルサの子供たち。試合中には近寄りづらいほどの闘志や猛々しさを見せている彼らですが、こういうところは等身大でホッとする瞬間です。

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加藤未央の大会公式レポート Vol.4
大会3日目


今日は朝から昨日までの暑さが嘘のように曇天です。今日の一試合目は、FCバルセロナ対ヴァンフォーレ甲府U-12の子供たち。小雨が降ってきたと思ったのも束の間、キックオフのホイッスルとともに雨あしが強くなりました。濡れて滑りやすくなったピッチはバルサにとって願ってもないコンディションです。

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前半を0-1で折り返した甲府。健闘にも関わらず下を向いてしまっている子供たちに、西川陽介監督は選手にこう語りかけます。

「俺たちみたいな山梨のちっぽけなクラブが世界一のクラブと対戦できることで多くの人が注目しているんだから、自信を持って!顔が下がってるぞ。相手を見てごらんよ、凛々しい顔をしている。だからびびるな、凛々しく行こう!!」

子供たちの目が再び光り出し、後半のスタートです。

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結果は、0-3。濡れたピッチでバルサに勝つことは至難の業でした。

「バルサのトップチームに入りたいという夢では、甲府の子供たちもバルサの子供たちもライバル同士です。そういった意味で、自分たちがいまどのレベルにいるのかというのを実感できる良い機会でした。世界と戦っていけるように頑張ります」

と、試合後に西川監督は清々しい表情でそう話していました。

早々に準決勝へと駒を進めたバルサは、この日の試合はもう終わり。残りの時間を使って観光をすることになりました。場所は浅草と渋谷です。夏休み最後の土曜日に彼らがそこへ乗り込むなんて、ハプニングが起きない訳がありません。帯同をする私も気が引き締まりました。

まず、バスに乗って浅草へ向かいました。雨とお祭でごった返している浅草の中を、バルサの子供たちが歩いていきます。日本人はもちろん、外国人観光客にも写真をせがまれるバルサの子供たち。対応も慣れたもので、流石です。街を歩いている時に写真をお願いされると、彼らはよほどのことがない限り断りません。チームのみんなに声を掛け合って、大勢で一緒に写真に写ります。

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仲店通りでお買い物をする子供たちに人気の品は、キーホルダーやピンバッヂ。あとはスカイツリーの模型や五重塔など、日本的な物が好きなようです。買い物をしている間、お金を払う時になると「未央、来て」と言われます。これは、お釣りを一緒に確認してくれという意味も含まれています。日本ではお釣りをごまかされるなんて思いもしないのでチェックせずにお財布へしまうケースも多いですが、海外ではその感覚はありえないようです。

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一緒に歩いていると、教えられることがとても多いです。例えば、一見するとみんなとても仲が良さそうにみえる子供たちですが、同じポジションの子供同士は一緒に行動をする場面があまり多くないといいます。同じチームとはいえ、そこはライバル同士。バルセロナという”トップクラブにいる”ということが、子供であってもいかにシビアな環境なのかということを感じさせられました。

渋谷では、ビックカメラ、スクランブル交差点、100均へ。100均では店内の面白グッズを見つけては遊ぶ子供たちは、とてもさっきまでの試合の姿と同じ子とは思えないほどです。ここでの人気商品は、招き猫の小さな置物と、ガムやキャンディー。甘いフレーバーが好きなようで、メントスのグレープ味やハイチュウのイチゴ味を買って美味しそうに食べていました。

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加藤未央の大会公式レポート Vol.3
大会2日目


夏休みの終わりで賑わっているよみうりランドからジェットコースターの悲鳴が聞こえたり、バンジージャンプの綱がびょーんと伸びたり縮んだり繰り返しているのを向こうに見ながら、そのすぐ手前で子供たちがサッカーをしている光景が広がっています。子供たちは一様に頬を赤くしながら玉のような汗を既に浮かべていますが、試合はまだ始まったばかり。

2分間の給水タイムも、時間が経たないうちにピッチへ戻って試合の再開を待ち構える子供たち。「もうちょっと日影にいたいんだけど…」なんていう大人のよこしまな希望なんて関係なしです。

U-12熊本選抜は、今年4月に起きた熊本地震の復興支援の一つの形として、今大会への出場が決まりました。熊本県内から選ばれた子供たちが集まって練習をできたのは、たったの2回だけ。それでも楽しくサッカーをしようという思いがみんなから伝わるのは、野元監督のチーム作りなのでしょう。
この日の対戦相手は、世界トップクラスのクラブ、FCバルセロナ。興奮と緊張が入り混ざります。

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前半を7失点0得点で折り返した熊本。すっかり意気消沈した様子の子供たちを遠目で見ながら「もっと楽しくやれればいいのにね」と笑う野元監督は、「楽しもう!」と笑顔で元気に声をかけます。

後半ももう終わりの頃になって1点を返し、そのまま試合は終了。結果は1-8だったけれど、ベンチに戻って来た子供たちに野元監督が「給水後のスコアは?」と聞くと、「1対0!」の大合唱。それまでしょんぼりしていた子供たちの表情が、一気に満面の笑みへと早変わり。こういった子供たちの笑顔に、私はこの大会の意義を感じてなりません。

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2日目のプログラムの最後に、エキシビジョンマッチが行われました。
FCバルセロナ、そしてマンチェスター・シティと戦うチームは、中西哲生さん率いる大和ハウスDREAMSと、鈴木隆行さん率いる大和ハウスFUTURES。これらのチームは、個人で選考に参加して選ばれた子供たちです。普段所属している街のクラブでの出場は叶わなかったけれど、セレクションを受けて、夢にまでみたクラブとの対戦を掴みとりました。

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試合前に緊張をしているかと尋ねると、「緊張なんてしない!緊張して失敗して後悔するくらいなら、全力でやり切った方がいい!」と言い切った子供たちは、とても小学生とは思えないほどに凛々しい表情でした。

夢の時間が終わりを告げ、結果はマンチェスター・シティ対大和ハウスFUTURESが1対2、FCバルセロナ対大和ハウスDREAMSが6対0。選りすぐりの子供たちとはいえ、日本全国から集まってきてただの1度しか練習ができなかった中での大健闘でした。

勝って歓喜する子供たちもいれば、負けて悔し涙を拭う子供たちの姿もありました。どんな結果にせよ、1度きりの夢のようなプレゼントに全力で立ち向かった子供たちの姿は、何よりも輝いていたように思います。

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加藤未央の大会公式レポート Vol.2
大会1日目


大会がいよいよ始まりました。
前日まで天気予報では雨マークで気がかりでしたが、当日の朝になるとすっかり晴れて真夏のお天気。これはこれで熱中症など心配事もあるけれど、子供たちが思いっきりサッカーする姿が見られました。

開幕戦はFCバルセロナ対サンフレッチェ広島ジュニア、各学年によって子供たちの雰囲気が違うように、同じFCバルセロナでも今年の子供たちはなんだか人懐っこい笑顔をよく見せてくれます。今時の子らしくインスタグラムに載せる写真を撮ることが流行っているようで、「フォト!」と言ってはポーズをとったりと試合が始まる直前まで等身大の姿を見せているのに、いざピッチに入場をするとスイッチが入って戦闘モードへ。

「ベンガ!ベンガ!ベンガ!」

お互いに声を掛け合って試合への気持ちを高めていくのは、バルサらしい光景の一つです。

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一方の広島も、試合前に円陣を組んで気合いを注入。「死ぬ気で戦うぞ!」「絶対勝つぞ!!!」と、チーム一丸となっているその気迫に圧倒されました。「緊張しています」とはにかんだ笑顔を見せながらも、その目には興奮が宿っているように見えました。

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マンチェスター・シティの子供たちは、オシャレさんが多いようにみえます。雷の髪型、スター、……?

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試合後のお辞儀にお辞儀で返すバルサの子供たちと、お辞儀に「サンキュー」と応えるシティの子供たち。同じ海外組でも、バルサとシティの子供たちの個性もまったく違います。日本の子供たちにとってそれが刺激になることは間違いないでしょう。

前日の会見でバルサのセルジ監督が言っていたこと、「私たちはサッカーをやりに来ただけではなく、日本の文化に触れて学ぶこともこの大会を通して大事にしている」と話していたのを思い出した一幕でした。

 

加藤未央の大会公式レポート Vol.1
大会前日記者会見・交流会


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毎年入れ替わる、U-12の顔ぶれ。
時間は停滞したり後戻りができないから当たり前のことなのに、もう二度とこの年代を繰り返すことがない事実に儚さを感じてしまいます。だからこそ、この年この時の子供たちの姿を目に焼き付けていたいもの。今年も夏休み最後の一週間に、そんなチャンスが訪れました。

ジュニアサッカーワールドチャレンジの大きな見所の一つとして、”FCバルセロナ U-12の子供たちが参加すること”が挙げられるでしょう。世界のトップクラブに君臨するFCバルセロナは、12才以下の子供たちでさえも求められること全てにおいて世界のトップクラスなのです。今シーズンそんな子供たちを率いるのは、昨年と同様のセルジ・ミラ監督。8月25日から始まる大会に向けて、大和ライフネクスト株式会社にて記者会見が行われました。

今大会に参加するチームはJリーグの下部組織に加え、海外からFCバルセロナとマンチェスター・シティ、また熊本県選抜と、予選を勝ち抜いた町クラブのバディサッカークラブに田村MARSの計16チーム。会見へはFCバルセロナ、マンチェスター・シティ、U-12熊本県選抜、柏レイソルU-12のそれぞれの監督が出席していました。

 

Q、今大会の目的、テーマは?
ダニエル・ウォーカー監督/マンチェスター・シティ
プレシーズンマッチの真っただ中で難しい時期であると思う。この大会においては素晴らしい経験が出来ると思っている。ただマンチェスター・シティの考えとしては、試合に勝つことだけじゃなくそれ以外の部分での子供たちの成長などを大会で得られれば非常に良いと考えている。

セルジ・ミラ監督/FCバルセロナ
この時期は7人制から11人制のサッカーに移行する時期なので、そこに慣れるというのが大切な目標。その中でバルサのコンセプトを選手一人一人が理解をし、実行できるようになるということが求められる。

Q監督からみたチームは?
野元恒平監督/U-12熊本県選抜
震災の影響でこれまで2回しかトレーニングしていない。サッカーができない状況でメンバーを選考した。まだチームとしての特徴をわかるほどの時間を過ごせていないので、これから子供たちみんなと一緒にチームを作っていきたい。

セルジ・ミラ監督/FCバルセロナ
バルサは小さな年代からタレント性、スピード、賢さ、サッカーの能力が高いといった全てを兼ね揃えている選手を集めている。それを全て持ったうえでバルサのサッカーを体現できる選手がこの大会に来ている。彼らの姿、そのプレーを見てもらえたらと思う。

ダニエル・ウォーカー監督/マンチェスター・シティ
2、3週間前から11人制のサッカーに切り替えた中で、シティとしては後ろからビルドアップをしながらパスで崩していくというサッカーを目標にやっている。

平山智規監督/柏レイソルU-12
チーム全員で守備も攻撃も連動をしながらやりきれたらと思っている。

 

DSC06751今年4月に発生した熊本地震を受け、野元監督はこんなことも話していました。
「熊本の地震で、子供たちがサッカーをできる環境がなくなりました。多くの人の協力のおかげでこの大会への出場が実現したので、熊本の子供たちがバルサと対戦するところを多くの人に見てもらって復興に繋がればと思っています。いまだにブルーシートがかけられたままの場所や、お墓も倒れたままだったりというのが現況です。サッカーファミリーの皆さんのパワーをお借りして、盛り上げていただきたいです。」

いよいよ本日、大会がはじまります。

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加藤未央(かとう・みお)
1984年1月19日生まれ、神奈川県出身。2001年に「ミスマガジン」でグランプリを獲得し、05年には芸能人女子フットサルチームにも所属。07年から09年まで「スーパーサッカー」(TBS)のアシスタントを務め、Jリーグや海外サッカーへの知識を深めた。09年から15年までスカパー! のサッカー情報番組「UEFA Champions League Highlight」も担当。現在は、ラジオ番組「宮澤ミシェル・サッカー倶楽部」などに出演、フットサル専門誌「フットサルナビ」でも連載を持っている。また、ソーシャル経済ニュースメディア「NewsPicks」にて、プロピッカーとしても活動している。15年4月からオフィシャルブログ「みお線」もスタートした。http://ameblo.jp/mio-ka10/